家庭内事故を防ごう!

家庭内事故を防ごう!

家庭内事故を防ごう!

2025年04月20日
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暮らしの知恵

令和5年の人口動態統計によると、交通事故死者数が3573人に対し、家庭内事故で亡くなった人の数は16050人。
4.5倍の方が家庭内の事故で命を落としています。
足腰の筋力や足のバランスを保つ機能が衰えると、体がふらついて転びやすくなるうえ、
視力が落ちて足元が見えづらくなることも転倒の原因に。
さらに、集中力や判断力が低下することにより、とっさの出来事に対する反応が遅れて、
ケガややけどなどの重症化を招いてしまうのです。



●「自分の家だから大丈夫」と過信しない
住み慣れた家のことは隅々までわかっていると油断していませんか。
危険がないように思える自宅でも、不慮の事故は高い確率で起こっています。
この機会に家中を総点検して、危険な段差や滑りやすい床、照明の光が届きにくいエリア、
極端に寒い場所などがあれば安全策を講じて。
離れて暮らす家族や知人など、第三者の目でチェックしてもらうのもおすすめ。

転倒のリスクを減らすためにも
「床に物を置かない」を徹底しましょう。



●安全装置付きの過熱機器を使う
料理中にコンロのそばを離れて取返しのつかない事故に繋がるのが火の恐ろしさです。
IH調理器の導入もひとつの手ですが、最近は長すぎる燃焼や立ち消えなどの
異常を感知すると自動的に消えるコンロもあり、おすすめです。

●家族との会話や人づきあいを増やす
同居する家族がいたら入浴前後は一声かけ合うなどの工夫をして事故にあっても早めに対応できる態勢を整えておきましょう。
また、ご近所づきあいがあると、事故や災害に関する情報を交換するなど
常日頃から助け合うことができ、家庭内事故の予防や早めの対処にも繋がります。

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