ばかにならない最近の電気料金。家庭でできる対策をまとめました。
●夏の節電は冷房が要 効果を高める使い方は?
夏場の電力消費の約4割がエアコンによるものです。
節電するなら、まずはエアコンに目を向けましょう。
消費電力を抑えつつ冷房効果を高めるには、空気の循環を促すためのサーキュレーターとのダブル利用、
また、外の熱を家の中に入れないための遮熱カーテン、オーニングなどによる日差し対策が効果的です。
また、エアコンの効果を保つために、フィルターの掃除はこまめに行いましょう。
月に2回が目安です。
●家電は省エネ性能に優れた新しいものを家電の節電性能は年々上昇しています。
もし10年以上前の製品をお使いなら、買い替えも考えてみて。
長時間使わないものはさほど影響しませんが、たとえばエアコン、冷蔵庫、
テレビなど、「つけっぱなし」または「長時間利用」が基本となる家電では、電気料金に大きな違いが出てきます。
「つけっぱなし」にすることが多い家電といえば照明です。
こちらはLEDがおすすめです。
例えばシーリングライトで比較した場合、蛍光灯に比べてLEDは約50%も省電力。電気料金の大幅カットが期待できます。
なお、蛍光灯のランプの寿命はLEDの6分の1以下。
定期的な買い替えが必要になることも考慮すれば、やはりLEDがお得です。
同じ家電でも、使い方次第で電気料金はずいぶん変わります。
今年の夏は、省エネ家電への乗り換えも考えてみては?