体の水分が不足すると唾液の量も減ってしまいます。
唾液が分泌しやすい口腔環境にすることや、口を閉じて出てきた唾液を保有する能力も重要です。
こうした機能は口まわりの筋肉が担っています。
マスク着という生活スタイルは筋力の低下を招く原因になっています。
多くの方が口呼吸になっているそうです。
口の中で舌が下顎側に下がっていると、喉に蓋ができません。
舌は普段その中央部が上顎にピッタリと付いている必要があります。
舌が正しい位置にないと、唾液の出口をふさぐ以外にも、体内の酸素不足や口呼吸の原因にもなります。
舌は筋肉の塊で、その運動は顎骨や頭蓋骨、舌骨とつながる様々な筋肉に支えられています。
口の周りの筋肉が使われなくなると、舌の位置に影響が出るのです。
顔の筋肉も毎日動かして、健康を維持しましょう。
簡単な舌の体操 あいうべ体操
「あー」と大きく開く
「いー」と横に広げる
「うー」と強く前に突き出す
「べー」と下に伸ばす